荒川聡子 プロフィール

荒川聡子 プロフィール

荒川聡子 プロフィール

1970 年東京生まれ。東京薬科大学薬学部卒。

薬剤師として臨床活動、産婦人科・小児科の調剤業務に従事する傍ら 毎年夏の 3 ヶ月間、フランス菓子修業のため渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリ、エコール・ルノートル、ベルーエ・コンセイユ等で 研さんを積む。

「薬は身体の病を治し、お菓子は心を癒す」との信念のもと二足の草鞋を履く生活を続け 2005 年 2 月、文化出版局「ミセス」お菓子コンクールにおいて優勝。

2005 年 4 月より、それまでのフランス滞在の中で温めてきた、欧州の自然療法を 本格的に学ぶ夢を具体化すべくパリに拠点を移し、 フランスを中心に取材活動を行っている。

「医薬品やサプリメントを含め、日本女性が曝されている化学合成物質にあふれた環境を、薬局のカウンター越しに眺め、疑問を抱いていた私は趣味が高じてフランス菓子修業の為に渡仏した際、フランス文化を彩るショコラやお茶もかつては薬として珍重されていた歴史を知り、薬剤師でありながら本場で製菓を学びたいと志した変り種の自分に課された使命を感じました。

以来約 10 年間、様々な自然からの贈り物を伸びやかに生活に取り入れているフランス女性の美しさの奥義を広く自然療法と捉え、着目してきました。そこには、有史以来ヒポクラテスをはじめとする医学者達の手によって伝えられてきた薬草療法を礎に、自然治癒力や免疫を高めるための素晴らしい知恵の数々が、文化的背景のもと複合的に存在しています。症状が進んでから慌てるのではなく、日常から身体のサインに気を配り病気の元凶となる肉体的、精神的原因を除去し、生命のエネルギーバランスを整えるための快い療法を、薬学とフランス生活芸術を交差させた視点から考察し日本女性の心身の利益となるヒントとして発信、啓蒙してゆくことが私のライフワークだと思っています。」
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