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荒川聡子 ブログ 最新記事

冬の太陽 (2018年03月20日)
極寒のパリでも、花屋さんの店先にミモザの花を見つけると、陽光まぶしい春の訪れを感じて、気持ちが華やぎます。

南仏ラナープルでは、2月に「ミモザ祭り」が催され、
また、イタリアでは3月8日を「ミモザの日」として
ミモザの花を贈りあう習慣があります。
寒さ厳しく、日照時間の短い真冬の欧州に輝くミモザの花は「冬の太陽」として人々の心を明るくする存在です。

ミモザの名は、オジギソウ属のため、葉に触れると動く様子が古代ギリシャから伝わるパントマイムの
身振り「mimos」に由来すると言われています。

薬用としては、精油成分が心を落ち着け、抗うつに働くとされ、香水や石鹸にはん用されていますが、
その黄金色の綿のような花々の色香は、眺めているだけで元気が湧いてきます。

シャンパーニュとオレンジジュースの
カクテル「ミモザ」や、
ゆで卵を細かく刻むか、裏ごして粒状にした卵黄をふりかけた「ミモザサラダ」などを春を喜ぶテーブルに
取り入れて、ミモザの太陽のような明るい力に
あやかることもまた、生活芸術のひとつではないでしょうか。
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